日々是好日記

ミクロネシア連邦のポンペイでの暮らし

レアな食べ物

初めてポンペイでとれたイカを見つけた。いつも行く魚屋さんにジップロックに入って売られていたもの。$3.5/ポンドで、結構たくさん入っていた。海に囲まれてる国だから、海産物が豊かなように思われるけど、貝やイカやタコはなかなか見かけない。大アサリがたまに見かける感じ。

私には初イカでとても驚いたので、お店のスタッフのお兄ちゃんに、"squids?!" って興奮して聞いたら、私の英語が悪かったのか伝わらず、"calamari?" って聞いてみたら、yes! って言ってくれた。そっちの言い方がmajorなのかなぁ。

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ここでは日本人の買い物情報LINEグループがあって、お野菜が売られてるよとか、船が到着したよとか、ここセールしてるよ、とか皆んなの助け合いで色んなことを知れている。私もイカ情報をシェアさせてもらった。こういうグループを作ってくれたり、企画してくれる人って本当に本当にありがたいよね。

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夜に家に帰るとウォッチマンのジョーさんが何かナタで削って食べてた。こっちの人ナタ持ち歩いてるから、ちょっとドキってするけど、ココナッツ切ったり、枝とったりと、かなり便利道具。使い方やナタは男の人達の伝統で受け継いでいるんだって。

話それたけど、ジョーさんが食べてたのは椰子の木の芯。若い椰子の先端で取れるんだけど、それを取るってことは、もうその椰子はそれ以上大きくならない=成長を終わらせる決断をするということだから、なかなかお目にかかれない貴重品。子ども達にとっては初めてだった。

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私は久しぶりに食べたんだけど、かなり美味しかった。めっちゃ甘いとかそういうのじゃなくて、素朴さと食感で、食べ進めてしまう食べ物。タケノコみたいな見た目で、シャキシャキなテクスチャー。爽やかな甘さと水分。子ども達にも大好評だった。

月末に夫の友人が来ポンペイの予定なので、ぜひチャンスがあれば食べさせたい。でもね、何となく分かる。これ美味しいから!って食べてもらっても、美味しいー!ってリアクションが返ってくるようなやつじゃない。キラキラ見つめるこっちの期待に応える感想いわなきゃかなぁと困らせてしまう程度のもの。仕方ない、だって日本から来るんだもん。

それでも夫と、友人に食べさせたいものリストを作って、ワクワクしてる。ナポレオンフィッシュ釣れますように。