日々是好日記

ミクロネシア連邦のポンペイでの暮らし

見た目じゃない

インフルエンザのワクチンを打ってきた。場所が分からなかったので、友達に連れて行ってもらった。ここでのワクチンはインフルエンザも無料。子ども達の予防接種も含めて、全て一括して同じ場所で接種できる。

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この左の場所。やってるのかな、と思うけどちゃんと開いてる。

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注射にドキドキしながら中に入るそうすけ。結構色んな人がきてた。コロナのワクチンや、子供の予防接種とか。

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順番を待っているとスタッフの方から名前と誕生日と住んでる地区を聞かれ、ノートに記載していく。そして、子ども達のワクチンについて訊ねると、日本と違って1回の接種でいいと言われ、ちょっと不安になる。事前に調べたHPの記載(ミクロネシアのワクチンについての説明)でも13歳以下は2回打つ、と書いてあったから。その説明をするも、ここでは1回なんだよ〜と笑顔。でもこのスタッフの男性がとてもいい方だったので、こちらもそうなんだ〜と笑顔になる。

その後、その男性が奥から箱を持ってきたけど、上の写真に写ってる左端のおばちゃんに渡し損ね、バラバラと中身が床に散らばり爆笑。おばちゃんを患者さんだと思っていた私たちは、大丈夫?と声をかける。しかし、その落とした箱が私たちのワクチンで、注射を打つのがそのおばちゃんだと知り、一瞬また不安になる。ポナペの病院や医療施設のスタッフは私服の方も多くて、この人ドクターだったの⁈の驚きはあるある。

私はここ大丈夫なのかとドキドキ、そうすけは注射いやだなぁとドキドキ、さくは注射の認識はなくてニコニコ。いざ、私から注射をすると、ビックリするほど痛くなかった。こんなの初めてくらい、何も痛くなかった。腕をぷにぷにされて、されている間にプスッとされてた。おばちゃん凄すぎる。疑っててごめん。次はそうすけの番。泣いてた。終わったそうすけによく頑張ったと褒めて、急いでさくの番(あまり分からない内に!)。座って、お願いしまーす!と挨拶するさく。次の瞬間プスっと注射で大泣き。いたーいって。終わってからも大泣きの子ども達。泣きながらも、しっかりとバイバイは手を振って退場。帰り道にはお店に寄って、しっかりとご褒美のお菓子を買った子ども達。

日本のイメージっぽくない予防接種会場の建物や医療スタッフの見た目に騙されちゃダメだなぁと思った。とてもプロフェッショナルな腕前のおばちゃんと安心感をくれる笑顔のスタッフ。良かった良かった。また来年。