日々是好日記

ミクロネシア連邦のポンペイでの暮らし

待つこと

そうすけの学校は今週spirit weekという仮装週間みたいな週だった。毎日テーマが決められてて、ペアでcompound wordをモチーフにするとか、映画やバイブルの好きなキャラクターになるとか。そうすけも甚平来て学校に行った。今週は夫が体調を崩していたから、よく私が送迎してたんだけど、送る時に毎回そうすけが大泣き。ママと座る、ママがいいよー、ママ一緒にいてよー、と。

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そして今日はfield dayということで近くの野球場に集合。夫が送って行くと、どうも運動会みたいな予定だと知った。保護者がいない中でそうすけがここで1人は危ない、という夫の判断で家にいる私に来るように電話が。夫とそうすけも一旦帰ってきて、まだ寝てたさくを起こして、ご飯やら飲み物を準備してフィールドへ。行かないと泣くそうすけと外に出たがるさくに引き裂かれて体がちぎれるかと思った。先生から無理に競技に参加しなくていいよといわれ、観戦席で座っておにぎりを食べる。機嫌が良くなってきた子ども達をみて、徐々に競技に参加させたい私が発動して、一緒にフィールドへ。競技に参加したくないそうすけと参加したいさく。フィールドの外に脱走するそうすけをお姉さん協力のもと捕獲したり、さくのあっち行こうに手を引っ張られて、バタバタ。なんとかそうすけの気分を乗らせて、1つだけ競技させた。それで良しとして帰ってきた。

本当に本当に大変だった、の一言。そうすけはやりたくないことをやってないだけで、何の問題もないのに、私の"こうでなければならない" が出た。楽しんでほしい、の根っこがあるんだけど、今思えば、そうすけの気持ちを待ってればよかったな。効率も急ぐ必要もないのに。

泣いてるさくを抱っこしてくれる人もいるし(余計泣くけど)、そうすけに声をかけてくれる友達も、私を助けてくれる周りの人達もいる。てんやわんやの私と子ども達に、大丈夫?の目線と声かけではなく、明るく笑い飛ばしてくれるママパパ先生達にハッとさせられる。これ、私が大変に感じてるだけで大変な状況じゃないんじゃないかと。

朝のヨガタイムが中断したこと、私の午前中に友達との予定をキャンセルしたこと、お腹ペコペコなこと、都合いいようにいかないこと、小さなことなのに心のスペースがなくて大変に感じたな。最近、余裕がないときの余裕の生み方を実践してる。ちょっとボーッとする。今はイライラしてるけどこの気持ちは何分後に収まるかなとか、後から笑えるから写真とっとこうとか、息を止めるとか、そうすけのつむじはどっち回りだったっけ、とか。とりあえず離れる手法。

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なんだかんだで楽しかったね。こんなに子ども達とベッタリライフはすごい経験。ここで暮らせて本当に良かった。明日は私だけでランチ参加。大人時間、羽伸ばせるよ、うれしいな。