日々是好日記

ミクロネシア連邦のポンペイでの暮らし

ルスルス

ポナペ語はなんだか可愛い。繰り返しとかの音が結構ある。モチョモチョは短い、トゥートゥーはシャワーを浴びる。ルスルスは、こちらのローカルメディスンの液体の名前。

このルスルス、ローカルの人からの絶大な信頼を得てる。頭痛、腹痛、熱、とにかくどんな病気もルスルス。ペットボトル(reuse)に入って売られてる。茶色のサラサラの液体で、香りはなんとなく薬草っぽいかも。原材料は売り手も分かってない。

それを、ついに、今日買ってみた。こっそり。夫に言ったら、絶対に止められるの分かってるから、こっそりね。買ってすぐに冷蔵庫の奥にしまってる(お店では常温販売)。めちゃめちゃ秘密。

ロザリナさん曰く、ルスルスがコロナの唯一の薬だって。痛い肌に塗ってもいいらしい。これはシナモン?と聞いたら違う、と。ロザリナさんも、やっぱり何からできてるのかは知らないみたい。私だって日本の風邪薬もどうやって出来てるか知らないし、そうだよね。そんなルスルスがこちら。

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いつ出来たのかも、ペットボトルもきちんと洗われて再利用されてるのかとかも分からずにドキドキ要素はあるけど、出来るだけ綺麗なペットボトルを選んで買ったから!というのが、私の精一杯の "なんでこんなん買ったの!" と言われたときの切り札。

飲み方: 少しの量(ティースプーン4杯くらい)を鍋に入れて再沸騰して飲む、以上。本当にちょっとでいいんだって。ロザリナさんは水と混ぜて飲むって言ってたけど、お店の人はそのまま飲むって。

ちなみに、ペットボトルの底の方には、白っぽいもやーーっとした何かしらがフワフワ。ワインでいうオリ的なやつだろう、と信じて、次の体調不良のときの出番をお楽しみに。