日々是好日記

ミクロネシア連邦のポンペイでの暮らし

モリンガ

フレッシュな野菜がマーケットに並び辛いここでも、地産のものでとてもいいものがある。その中の一つがモリンガ。日本ではお茶として売られているかな。

モリンガは木で、その葉っぱの部分が食用。これがスーパーフード、ということだけ知ってて、私はどんな効果か分かってない。でも絶対健康にいいだろうなーと名前からくる信頼感が。ここでは売られている訳じゃないし、ポンペイでも知らない人もいる。でも知ってる人(特に外国人かな)からは大注目で、この前あったイベントでは、ユニセフが高校とコラボして、パンケーキにモリンガパウダーを混ぜたものを作ったりしてた。

私もモリンガを使って料理してみたいなぁと夫に話していたら、なんとその日にまさか手に入った。そうすけの幼稚園の園庭にモリンガの木があって、それを偶然その日に剪定していて、切った枝が take this freeで並べられてた。ポンペイの人の中での周知度が低いのか、あまり持って帰る人いない。私は大はしゃぎ。どっさりいただいた。

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お友達にお裾分けできた。私も念願のモリンガ葉っぱで、かき揚げを作った。揚げてるからか、全然苦味もないし、クセも感じられない。子ども達もパクパク。残った枝は挿し木で育てようとチャレンジしてみてるところ。無事に大きくなりますように。

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この前、ヨガで使わせてもらってる部屋の中で、小ネズミ的な何か(絶命済、裏返ってる)を発見。全然、見れない。でも片付けなければいけないのは確定。ヴーーーーっと唸りながら、片付けを試みたり、外に一旦出たりを繰り返し、結局は上の階にいた夫を "緊急です!" と呼んだ。必然的に子ども達も降りてきた。

よくよく夫が見ると、それは大ヤモリだったらしい。軽くイグアナサイズ。子ども達は、ヤモリ死んじゃったねーと言いながら、夫とワイワイ片付けてくれた。

私、ヤモリとか爬虫類がズーンとくるくらい苦手。乾いてるものはまだいける(千と千尋で出てくるヤモリの黒焼き系)。でも水分のあるものは、きつい。今回の片付けも本当に私1人きりなら自分で頑張るしかない。夫がいることで、ある意味逞しさが失われるのではとか頼りすぎるんじゃないかとかフワフワ思い浮かぶけど、頼ることも悪いことじゃないよね。みんな持ちつ持たれつで。

夫に片付けてもらったおかげで、ヨガの皆んなが来る前に無事に部屋を綺麗にできた。練習の前に、自分でマットの上でストレッチしてたら(針の糸通しのポーズで床に顔つけて左向いたら)、棚の下に大ヤモリのしっぽ部分を発見。しかもポーズのせいで、至近距離での観察。断面こっち向いてた。そっと起き上がり、目線を逸らしながら片付けた。今の私の頑張れるギリギリラインは、ヤモリのしっぽ。