日々是好日記

ミクロネシア連邦のポンペイでの暮らし

がんばりたいこと

8月の中旬から、ヨガを伝える場所が出来た。ミクロネシアで出来ると嬉しいなと考えていたことの1つ。

きっかけは、ある人から。ある知り合いがジムでヨガのクラスを受けてるときいて私もジョインしたく詳細を聞こうとしたら、"ジムがうるさいし暑いからって先生がやめちゃった!ヨガしたいのに" と話をされた。そこから私もヨガのプラクティスをしていることや、その方もアシュタンガをしてたとの流れで、みんなで集まって練習できるクラスが欲しいな、とオファーが。

正直、私がそんな場所を作って大丈夫なのかと不安だらけ。RYT資格持ちでもない、経験も少ない、場所もない。とにかく "出来ない" ことの理由ばかり山ほど見つかる。とりあえずヨガが出来る場所をと探している間に、せめてもう少し知識と経験がつけば、と思い持っている本やネットや過去のノートを見返して勉強した。でも "出来る" 自信に変わることはなくて、場所が見つからないことを隠れ蓑にして、なかなかクラスをスタートさせてなかった。

そんな時、愛媛でお世話になっていたヨガの先生が必死にチャレンジをしている姿を知って。友達にもオファーのことを話したら "いいやん" と曇りない言葉が返ってきて。そこで、すとんと、私は頑張りたいんだと確信できた。今の私に出来ること、出来ないことも含めて、与える練習をさせてもらおうと、クラスをスタートする決断ができた。これが出来ないとダメだとか、こうでなければならないとか、必要以上の執着で自分を(他人も)縛るのでなく、今の私が誠実に出来ることを頑張ってみたいし、これが出来るようになれば始める、ということではないなと。そして何より、私がヨガが好きな理由の一つに、"比べなくていい" や "完璧を目指すものではない" 、"今の自分の心と身体をありのまま受け入れる練習" という考え方があることが再認識できた。

それから、なんとかスタートすることが出来て、週に1回、これまでで7回ヨガの機会を持つことができた。参加してくれる人達がいて、理解してくれる家族がいて、場所もとてもいい場所を貸してくれる方がいて、応援してくれる人達がいて、何層の感謝の上で毎回が迎えられてる。まだまだ出来る自分をみせたくて見栄張ったりしてるなと思うときがあるし、もがいていたり、勉強が足りないことを実感したり隠したりすることもある。何から始めるべきか分からなくなるくらい課題が多すぎるけど、一つ一つ泥臭くゆっくり進むしかないなぁと思ってる。ありがたいことに、それらを学べる機会にも恵まれてる。頑張ろう。

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後で振り返ったら、過去の自分のことを恥ずかしく思うことってあるけど、真摯に行動しているのであればリスペクトしたい。そしてきっとこれからも "恥ずかしいこと" の連続だと思う。

何歳になっても、どこにいても、挑戦することは何よりの学びだね。挑戦する機会があることも、とてもとても嬉しいな。