日々是好日記

ミクロネシア連邦のポンペイでの暮らし

かろやかに

今日、子ども達と買い物に行った(久しぶりに野菜が入って、みんな喜んでた)。Simonで魚を捌いてもらってる間に店内をぶらぶらしてると、新しいココナッツと古いココナッツ(copra)があった。ココナッツミルクを作りたいなぁと思って見てると、新しいココナッツを買ってる人がいた。その人に、この新しいココナッツでもミルク作れる?と聞いてみると、作れないよ、と。copraじゃないと中の白いところがまだ出来てなくて、その白いところ(何て名前だろ)を削って作るんだよ、と。すると彼女が、"今から仕事だから残念だけど、仕事がなければ一緒に作ってあげたい。今度、仕事がないときに私が作って持っていってあげるから" と言ってくれた。いいよいいよと断るけど、大丈夫だからと電話番号を交換した。また電話するね、と言って名前も最後にようやく名乗りあって別れた。

実際に持ってきてくれなかったとしても、こういう風に言ってくれることがとても嬉しい。あたたかい気持ちになる。

その後、まだ魚を待っていると、さくが飴食べたいー!と大泣きし始めた。今は飴持ってないよ、後でお家で食べようね、というもギャン泣き。見かねて、Simonのママやお姉ちゃん達が、どうして泣いてるの?と聞いてくれた。飴が欲しいと言ってるの、と言うと、お店の中で熟れてるバナナを探してくれた。でもちょうど良いのがなかったので、向かいの店まで行って飴を買ってきてくれた、、、。みんな、本当に本当に優しい。飴をもらってyammyとニッコリなさく。

あたたかい人達のおかげで、気持ちの良い暮らしができてる。私も何かをしたくなる。振り返ると、やった方がいいことを見過ごしてたり、私がしてもいいのかなと躊躇してしまうこともある。出来ることを、ためらわずに行動してみよう。

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そうすけとさくがたくましい。子ども達って軽い。