家の近くにカピンガマランギ村(音だけで聞いたらカピンマランギ、に聞こえるng音的な)がある。ポナペから船でダイレクトで行って2日かかるカピンガマランギ島から来た人達の集落。台風的な災害が島を襲ったことがきっかけで、ポナペに移住してきたらしい。ちょっと街中とは雰囲気が違う集落。300人とか500人とか住んでるんじゃないか、と村の人は言ってた。そこではクラフトやマホガニーのカービングを作ってる人たちがいて、お土産屋さんもある。
大きいものは結構良い値段するんだよね、カゴバッグ$65とか$100とか。家のウォッチマンもこの村の人で、カービングを作ってくれてプレゼントしてくれたりした。
ここの村の人と仲良くなりたいなぁと思って、声をかけてみたら話がどんどん弾んで、クラフト作りを見せて教えてくれることに。後日、行ってみると1人のママが作業してた。クラフトは女の人が、カービングは男の人がするらしい。
私も教えてもらって、細いバンブーにココナッツの幹の皮を巻き付けていく。それを使ってカメやエイとかのオーナメントとかピアスを作っていく。細い柄は針でココナッツの皮の糸で編んでいく。
貝はカピンガマランギ島から持ってきているんだって。ママと話すのがとても楽しく、居心地も良く、突然きた私たちをあたたかく迎えてくれた。さくにもとても優しくしてくれて、おもちゃ貸してくれたり、ご飯とかお菓子をくれたり、昼寝用にとブランケットや枕元も準備してくれた。お礼にと私が持っていってたパンはパン好きじゃないからいらない、と断られた。一方で私たちにはクラフトやご飯をどっさり持ち帰らせてくれた。
ネットで韓国映画をよく見るらしいママ。結構、村感あるところだからパソコンがあることにビックリした。カピンガマランギの言葉もいくつか教えてくれた。アルファベットも書けるママ。識字率低いんじゃないかと勝手な先入観があった。
地元の人を知りたいなと思っていたから、とても楽しかった。またクラフト作りに行く予定。いつか自分でピアス作りたいな。