約1ヶ月の日本一時帰国から、土曜日の夜中、無事にポナペに到着。あれから日本では、鹿児島へ行ったり、佐賀で家族と過ごしたり、キャンプしたり、宇和島へ帰ったり、神戸に行ったりして、過ごした。動きすぎて最後らへんは、もう落ち着いてポナペのお家で過ごしたいなと思うようになった。次の一時帰国の計画に活かそう。
鹿児島は温泉も焼酎もナイスだった。ぎっくり腰になったけど、佐賀の整体でとても楽にしてもらった。肩甲骨もべったりくっついてるのを外してくれて、腕が浮いてる感覚くらいに軽くなった。施術はめっちゃ痛かったけど。親戚とみんなで集まって夜遅くまで爆笑も楽しかった。こうして親戚を繋げてくれた祖父母に感謝と尊敬。キャンプも嬉しかったな。もつ鍋のメニュー最高。夜中に暴風でテント壊れるかと思ったけど、子ども達は爆睡してた。帰国直前の神戸ではアンパンマンに会えて嬉しそうなさくと怯えるそうすけ。ちょっと背、高かったもんね。中華街で美味しそうなお店へ並んでるときに、さくがまさかの肘内障で大泣き。そうすけが以前なったことがあったから肘内障っぽいって気づけた。急いで整形探す私と、治し方を調べる夫。痛そうながらも焼ビーフンを食べるさく。病院へ行こうという私に、ちょっと治し方試させてとYouTubeを見本に、さくの腕をちょっと曲げる夫(私は不信感)。すると、大泣きしてたさくが "もう痛くなーい" とケタケタ笑った。皆でミクロネシアへ帰れなかったらどうしようとか不安な気持ちもあったから、本当に安堵した。夫を信じなくってごめんね。元気になったさくは、焼ビーフンの続きをモリモリ食べてた。
そうすけは日本で大好きなウルトラマンの本とベムスター(初見)をゲットした。ずーっとウルトラマンの歌を歌ってる。しかも昔のやつ。キャンプしてるときも、お隣にいた方から、古い歌よく知ってるね〜と声かけられて嬉しそうだった。ミクロネシアに帰ることも、日本は旅行してることも、よく分かってる。そうすけが、"ママは日本が嫌いなの？" と聞くから、"大好きだよ、何で？" と聞くと、"何でミクロネシアに帰るの？" と。日本もミクロネシアも大好きだよ、と答えた。そうすけにとって、ミクロネシアも大切な場所になりますように。
さくは日本で見るものに、これなーにーの連発。ティッシュを見て、これなーにー？と。ティッシュ高くて買ってないもんね。信号も覚えた。ウルトラマンレオとバルタン星人の人形を持って寝るのがお気に入り。レオといえなくてペヨと言う。"バルタン星人どこー" と夜泣きまでしてた。
どこに行っても快適さと物が溢れる日本。買い物に困らなかった。持って帰ってきたのは、アロマオイル、ふりかけ、大豆、昆布、ひじき、ヨーグルトの種、お茶、麹、酒粕、骨とりピンセット(島国必需)、折り紙、さくの水筒、子ども用歯ブラシ、千切りピーラー(パパイヤサラダが楽に！)とか。夫はお酒を持って帰ってきた。
帰りの便ではそうすけもさくもぐっすり寝た。夜中に到着したけど、子ども達はよく頑張って歩いた。空港では、さっそくトラブルが。夫が先に家に帰って、車で私たちを空港まで迎えにくる予定が、うちの車のバッテリーが上がってしまって迎えに来れなくなったこと。荷物の一つが全然出てこなくてロストしかけたこと。でも、帰国直後からポナペの人達の優しさに助けられて全て解決。荷物を探してスタッフに声をかけてくれた人(まだ飛行機に積んだままだったっぽい、この飛行機はバス方式でチュークにそのまま行く)、バッテリーを自分の車と交換して対応してくれたご近所さん、私たちのためにタクシーを呼んでくれた人、空港にポツンと残った私たちを心配して一緒にいてくれた空港の人。周りの人達に恵まれてるな。感謝。
日本滞在はあっという間で、とっても楽しかった。会いたい人に会えたこと、会いたいと思う人がいること、また会える楽しみがあること、幸せだな。日本へ行くのも帰国だし、ミクロネシアに戻ってくるのも帰国。どっちもホームだと思えて嬉しい。
知恵袋:車のバッテリーが上がったら、大丈夫な車のバッテリーと交換してエンジンをつける、そのままバッテリーを元に戻す、そしたら復活。初めて知った。さすが。
