日々是好日記

ミクロネシア連邦のポンペイでの暮らし

選挙と小鳥

7日は選挙の日だった。この選挙ではミクロネシア各州から計14人の国会議員を決める。ポナペからは1人の上院と3人の下院を決定するための投票。各州から1人ずつ出た4人の上院の中から大統領1名を、下院の10人が決める(決め方に駆け引きが発動する、マニフェスト的なものの優先とか)。

立候補者の看板を、しばらく前から至る所でみかけてた。友達に、無名な人は出るのかと聞いたら、ここではみんなが知り合いだから、無名にはならないと。ポナペでは出身に結構重きを置いてる。苗字とショー(昔のオリジナルの族みたいなやつ、10〜20くらいあるって。その中でもハイクラスとかある)を大切にしてるらしい。同じショーの人同士は結婚しない風習はまだ守られてるみたい。

選挙活動は主にラジオ。ショートメールでもパニュエロに一票を、とか来てた。サカウバーへ立候補者が行って、$300くらいお店に払ってお客さんに奢ったりすることも。今年はダメになったけど、前までは立候補者が有権者の家へタクシーを手配して投票所まで連れていって、自分の名前書いてね的なこともできた。お年寄りで家から出れない人のところには、選挙管理委員会な人が来て投票させてくれたこともあったって。投票率も高そう。みんな投票いく。政治に関心ってよりはイベントとして盛り上がってる感覚。

投票は公立の小学校を使うから普通の学校はお休み。でもそうすけの学校は私立だからなのと、コロナで学校開始が遅れたのもあってクラスはあった。投票結果は、当日開票されて、ラジオで発表。だからみんなサカウバーで飲みながら、その結果を聞くんだって。現大統領のパニュエロさんもでてる(大きな看板と目立つデザイン)し、前の大統領のピータークリスチャンも出馬してるから、その戦いが目玉らしい。

8日はinternational women's day 。女の人は仕事を休みにして、パレードしたりイベントに参加。公立学校は休みに、私立は休みじゃなかったけど、そうすけの学校の女の子達もお休みしてた。フラダンスのクラスも急遽休みに。"ごめんね、そういえば明日はwomen's dayだったね" 的な連絡だった。先の予定を立てれなくて今日、明日のことを考える感じがisland。ザンビアのときは私も職場の人とパレードした。音楽が得意な先生が作った歌を皆で歌いながら。the women can do what the men can do, if only we are given a chance〜って歌だった。ザンビアは管理職がall女性はNGだったりしたな。

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今日は家の中で、天井の隙間から小鳥が落ちてきた。私の足元に。さくが大喜びで追いかけた。逃げる小鳥を何とか捕まえて外にポイっ。キッチン辺りの天井裏に巣があると思われる。よく羽が落ちてたり、最近卵が孵ったのか、ピヨピヨ鳴き声が聞こえてくる。一時帰国中に家が鳥だらけになってたら嫌だなぁ。ヤモリも小鳥も、何でいつも私の目の前に落ちてくるんだろう。