日々是好日記

ミクロネシア連邦のポンペイでの暮らし

懇談会

そうすけの学校で第一クォーター終了の懇談会があった。日本で教員側として開いていたけど、私は結構楽しみだった。生徒の頑張ってる様子とか良いところとかを保護者にも知ってもらえたらなと思ってたし、保護者と話すのもいい機会だったし。

今日はじめて保護者側として担任の先生と懇談会(Parents-Teacher conference)をした。懇談会といっても先生が評価の紙を渡してくれて少し話す感じ。評価があるんだと驚き。ちなみに項目はBible, Language development, Reading, Arithmetic, Handwriting, Arts, Physical growth, Personal growth, Social growth, Habitsの10個、これらにそれぞれ具体的行動項目が表記され、それぞれが1〜4までで評価されてる(1がexcellent)。Handwriting までの5項目はさらに総合評価されていてA〜F(Aがexcellent)で点けられる。そんな細かいところまで一人一人評価できる⁈と思ったのが私の第一印象。そうすけがBibleでCの評価だったことについて、先生が説明してくれた。毎週末に配るフレーズカードの読みテストを毎日しているらしく、それをパスできたら壁の表にシールを貼ってもらえるというシステムで、そうすけは全然パス出来てないからシールが少ないのと。bibleは親の興味のなさで全然カードを読む練習とかしてなかったけど、読めたらそうすけの幼稚園での自信に繋がるツールになるのかな。そうすけに学んでほしいコンテンツを親が選別してしまってた感じもした。その他にも色々なことをしていて、結構アカデミックな感じなんだと驚いた。数字や文字を黒板に書くトライもやってるらしく、そうすけも当てられて分からないときは"I don't know teacher"って言ってるんだって(そんな英語そうすけから聞いたことないけど幼稚園で覚えたんだろうな)。

色々と話を聞けて本当によかった。そして、何よりそうすけ幼稚園でよく頑張ってるなと思えた。アルファベット(筆記体)の練習したり数書いたり、bible覚えたり、盛りだくさん。先生とのコミュニケーションもよく私は掴めきれないし(日本人同士の会話の中には流れとか文脈とかある程度予測かつ共有できている"文化"的なものがある感じする)、分からないことも多いだろうけどよく通ってるな。先生も日本語しか分からなかったそうすけに色々と楽しめる世界を作ってくれていてありがたい。

私はこの段階での評価はいらないと思ってる。もしかしたらポナペでの評価は私の思ってる評価の感覚と違うのかもしれないけど。学校での評価を自分全ての評価と捉えずに、伸び伸びと(映画版ののび太くんみたいに)自由な心で自分を大切に生きてもらえたら嬉しいな。学校で集団を経験したり、比較したり、皆と同じが良かったり、正しさに固執するのも、いいと思う。そこからまた思考する道も存在してるしね。

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学校に行く前に大好きなタロイモのアイス食べれて良かったね。