みんなで滝を見に行ってきた。泳いでもOKとのことだから水着も着ていった。滝は車で1時間半くらいのところにあって、島の中で私たちが住んでいる場所からちょうど反対側あたり。
滝はエントリーフィーがかかるって聞いてたけど誰も受付の人いなくてスルー。入口からしばらく歩くと立派な滝が現れた。
水のしぶきも浴びて、分からないけどマイナスイオン感じる気がした(高校の化学の先生がアルカリイオン水の効果を論破してたの思い出した)。水の音もいいなと思った。夢の滝行もと思ってたけど近寄れなかった。足元が見えなくてちょっと怖かった。たくさん魚もいて、そうすけは捕まえたくて仕方なかったみたい。さくはいつも通り、水の中には全く入ろうとはしない。おにぎりやサンドイッチやジュースを飲んだりして満足してた。私たち以外に誰もいなくて、のんびり、ボーッと滝を眺めてた。滝とか火とかってずっと見ていられる気がする。
そうすけと魚探ししてたら、石の間からウナギ発見。ヒョコって顔だしてた。サンドイッチのパンあげたらパクって食べる。ちょっとかわいい。そしたら奥から大ウナギが来た。130cmくらいある。それくらいになると恐い。しかも何匹かいる。ニョロっていうよりドロロンってしてる。でも美味しいのかな。ここではウナギが神の使いか神か忘れたけど、そういう扱いだから食べないらしい。
この大ウナギを見て以降、私たちは水の中に入れなくなった。帰り道では、すれ違った人に"アップル"と言われて、みたこともないフルーツをもらった。そんなに甘くない梨の感覚でおいしかった。知らない人から知らないものを貰って食べられるってなかなか幸せ。さくはそうすけの様子を見て食べてた。
