日々是好日記

ミクロネシア連邦のポンペイでの暮らし

さくの歌、おしゃべり、ご飯

さくはよく歌うし、よく話す。ご飯もよく食べる。

歌のレパートリー;

かえるのうた、七夕、海、げんこつやまのたぬきさん、グーチョキパー、ぞうさん、きらきらぽん、キラキラ星、ABC、ホントは好きなんだ、おしりたんてい、おとっぺ、トトロのうた、ゲゲゲの鬼太郎ありさん、アンパンマン、とんとんとん、おいでおいで、大きな栗の木の下で、おちゃらか。

寝るときにもガンガン歌う。止まらない。そうすけは歌とか全然歌わなかったから新鮮。そうすけが泣いてたらヨシヨシして"だいじょーぶー?"とか、"そうちゃんご飯だよーおいでー"とか、"そうちゃんいっしょお風呂はいろーよー"とか、さくのおしゃべりがかわいすぎる。最近、一人称が"さくちゃん"になった。

ご飯はスープが大好き。お代わりマスト。ご飯の時間になれば1番に座るし、最後まで席にいてずっと食べてる。お腹パンパンが愛しい。絵本のパン泥棒のパンのページがお気に入りで、どのパンにしようかヨダレたらして眺めてる(パンダかウサギのパンがいいんだって、私にはチョココロネ、そうすけにはウインナーパンをあげると言ってくれる)。

さくは産まれたときからよく笑ってた。名前の漢字の"咲"も"笑う"の意味もあるしで、なんだかほっこりする。注意したりしてもニコッと笑顔で返してくる。ついこちらも笑ってしまう。夫はもう手玉に取られてる。

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真剣に注意する場面で笑顔で返されると大学の時の教授を思い出す。授業も人柄も熱意も厳しさも素敵な先生。色んな話もしてくれたな。研究職の辛さや、トリビアの番組から依頼が来たとか、絶対ハゲても隠さない決意とか。大阪の出身だから絶対に1回の授業で1回は笑えるポイントを用意してる、ということさえも話してくれたな。授業中の雑談て大事だよね。授業の始めには5分程の小テストが用意されていて、最初のテストの内容は"2つの異なる有理数a,bの間に有理数が存在することを示せ"だった(たぶん)。出来なかった(これは本当)。解答はシンプルで、有理数の意味さえ理解していれば誰でも出来るものだから、グッときた。授業はいつも楽しく分かりやすく魅力的で、いつも授業計画のようなノートを持ってきてあって、毎年ブラッシュアップされているらしかった。

特に、その教授の学問への姿勢を尊敬してた。授業中、同級生の女の子が問題の答えを求められたときに、分からなくて、んーーみたいな笑顔をして答えなかった。よくあるよね、私もする。そしたら、"いつまでも笑ってごまかせると思ったらいけない"と。真剣だった。でも、私も同感だった。分からないことがダメとかでもなくて、お互いに学問に誠実に向き合っていきたいなと。それに女の人の特権感も好きじゃないのかも。

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長くなった。今日はおでんを作った。船が着いて大根が入ったから。さつまあげは日本人つながりで購入を頼んだらまさかの$8(4枚入り)。とにかく、美味しかったな。圧力鍋持ってきてよかった。

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