日々是好日記

ミクロネシア連邦のポンペイでの暮らし

ワッピィちゃん

そうすけとさくがケンカする。おもちゃを取った取られたとか貸す貸さないとか。人類が誕生して無量対数回も繰り返されてるケンカの類。本人達は真剣なんだろうけどね。ケンカでワチャワチャし始めたら、どうしたのと聞きに入るんだけど、そうすけには"さくちゃんはまだ小さいから難しいんだよ"とか、小さい子に優しくしようね的な事を話してる。お兄ちゃんだから我慢、という捉え方でなくて、小さい子に優しくして欲しいと思う。平等って全て同じ扱いという意味じゃなくて個々に応じた対応ができる感じなんじゃないかなー。

といっても全然気持ちが落ち着かないケンカをするときがあって、そうすけもさくもギャンギャン泣いて、こちらが疲れることもしばしば。そんな時にナイスな働きをするワッピィちゃん。日本から持ってきた人形のダッフィ、そうすけはダッフィって言えなくてワッピィちゃんと呼ぶ。2人の子供たちから大人気。

揉めてる2人のところに来て"どーしたのー?よしよし、だーいすきだよ"と共感したりハグしたりしてくれる。すると子ども達はワッピィちゃんをよしよしし返したりハグしたりして落ち着く。私が何を言ってもダメだったことをすんなりやってのける。ナイスワッピィ。もちろん、私が操ってるんだけど。ただ、ワッピィちゃんはたまーにしか出てこないのが大事なんじゃないかと勝手に思ってる。あと何回使えるんだろ。

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さくもワッピィちゃんのお世話係。寝かしつけてる。