日々是好日記

ミクロネシア連邦のポンペイでの暮らし

自然

昨日は車で買い物に行った。日曜日はみんな教会に行くから、ほとんどの店がお休み。インド人経営のお店(ここは値段を高く言われる交渉前提のお店)か、いくつかのお店は営業している。スーパーに行くと野菜がほとんどない。冷蔵庫のシャッターも降りていた。また次の船を待とう。野菜は買って冷凍して使うことが多い。スーパーではテンションの上がったそうすけが走りまくる。何度も止める。止まらない。さくもテンションが上がってきた。夫が頑張る。ダメだよ、という言葉が多くなる。それを聞いていた女の人が(多分少し日本語分かる)、"子どもは遊んで走っていいのよ、大丈夫、誰も気にしない"と言ってくれた。そして、それはおそらくポンペイでは事実に思える。この前なんて知らないおばさんにさくがキスされてた。子どもに対する愛が自然。好き。

私は子育てで"ダメ"を多用してるな。スーパーの例で言うと、私は子どもが走るとぶつかる危険や商品や買い物してる人に迷惑がかかると思ってダメと言った。同時にダメだと言うことが社会の基本感、親としての他者からの目線も気にしている。さらに正直には、3才の子どもがテンション上がることも無理はなく止まらないのも仕方ないかと思ってる。日本だとダメでミクロネシアではいいことも、逆も、きっとある。どっちの国が良い悪いとかではなく、海外に住むということは自分の考えや行動の根拠を見つめ直すきっかけになる。とにかく、まとめると、どんな行動も自分次第なんだろうな、周りとか関係なく。私がどうあって、どういう社会を作っていく一員でありたいかな。

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ポンペイは犬が多いから、外は歩かないようにと夫に言われている。町には犬が本当に多い。だけど昼だし襲われるとかはないだろうと思って(以前、夜に囲まれて襲われてた)、この前さくと2人で散歩にいった。近くのお店にでも行こうかと思って。でも家の敷地を出てしばらく歩くと犬だらけ。ちょっと怖くなって引き返した。ところが帰り道の真ん中に、吠えまくる犬。後ろからも吠える犬。挟まれてる。さりげなく通り過ぎれるかな、でもさくもいるから怖いな、と思っていると、車が通りかかって中から女性の方が家まで送るから乗るよう言ってくれた。とても助かった。

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このことを夫に話したら、歩いちゃダメって言ったじゃん、と。どうなんだろうと好奇心が勝ってしまったんだよね。大人の私でも言うこと聞かない。