Nan Madol 遺跡群。約1000年前に作られた90以上の人工島で、神殿や宮殿や住居が玄武岩柱で作られている。昔の王朝の首都だったらしいけど、どうやって作られたのかは誰も分からなくて、まだまだたくさんの謎だらけ。マングローブや植物がたくさん絡んでいて、どんどん朽ちていってる。
ポナペにいるなら、絶対に見てみたかったのが、今日やっと行ってこれた。ベビーシッターさん、ありがとう。コロニアから車で1時間15分、指示に従って道を進むとパーキングらしきところが。
奥に歩いて進むと家があって、そこで通行料?を1人3ドル支払う(この人かな?って人がなんとなく座ってるから渡す)。噂では3ヶ所くらい料金回収所があるらしいけど、今回はここだけだった。そこから左手に進むと、ずーーーっとジャングル。しかも今日は大雨。ずぶ濡れびちょびちょでどんどん進み、イッテQで見たことありそうな橋をいくつか渡る(1つは四つん這い)。ギョサンでも結構滑る。
約30分の道のりで、最後は海をじゃぶじゃぶ渡ると、ナンマドール遺跡のメインに上陸できる。海は潮位次第で膝下か腰くらいまでかって感じ。
一つ一つ巨大なおよそ六角形の玄武岩を組み立てて作られた建造物で、壮大。Sokehsから岩を運んだって説があるけど、これだけ重いものをどうやって運べたのか、積み上げれたのか不思議。95個もこんな岩で島を作るってどれだけ時間かかったんだろう。
これはサカウ作ってた跡らしい。他にも牢屋だったと言われる場所とか調理場って言われてる他の島だったりと、たくさんの"らしい"が詰まった、本当のことは住んでた人達だけにしかわからないことだらけの遺跡。ここで人が暮らそうとできる文明ってすごいな。昔はもっと真っ黒な岩で、もっと偉大感あっただろうな。今は、椰子の木やマングローブの根で、どんどん崩れていってる。ラピュタ南国ver.みたい。
ここまで歩く道のりは子どもでは無理そう。6歳くらいなら大丈夫かな。でもオムツ落ちてた。というか遺跡の岩の上に置いてあった(そういうところ!)。珊瑚も落ちてるし、滑りにくいかつ濡れてもOKな靴がマスト。満潮であれば海から行くルートもある。
ミクロネシア連邦に来る人には、ぜひぜひ見てほしいおすすめの場所。いつか子ども達とまた行きたいな。