日々是好日記

ミクロネシア連邦のポンペイでの暮らし

ParanuiiとPetroglyphs とポンペイの歴史

三連休だったので2回目のパラヌイに行ってきた。水上コテージにチェックインできるのが、潮位の関係で朝7時と言われ、5時起き5時45分出発。荷物も寝ぼけながら詰め込み、なんとか到着できた。朝の涼しい時間から海で遊んで休んで食べて休んで遊んでの繰り返し。子ども達をカヌーに乗せて引っ張って海の上のブランコ遊びや釣りもしてきた。

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泊まっていたお客さん(ご夫婦)と話したら、とても素敵な話がきけた。奥さんはポンペイの出身で、その一族はエイに縁がある一族らしく、奥さんが口笛を吹いたらエイが5匹くらい集まってくるんだとか。歌ったら嬉しそうにするし、"もういいよ、バイバイ" というと去っていくんだって。他にもシャークとかに縁をもった一族もポンペイにはいるみたい。真偽とかでなく、自然と繋がってて、海を大切にしている捉え方が素敵だなと思った。

パラヌイは2日とも、とーーっても快晴で、過ごしやすい時間だった。朝日で自然と目が覚めて、気持ちいい。そうすけが、このお家いいねって。慣れっていうのはこわいもので、すっかり日焼け止めを適当に塗ってしまい、めちゃめちゃ日焼けした。ターンオーバーがんばろう自分。

私たちが今回泊まったキャビンは蟻がたくさんいて、気づいたら私のバッグが蟻まみれに。バッグの中に入ってた飴(こっちのだから開いてるのもある)に向かって大集合。開封した食べ物は冷蔵庫にマストで入れた。

夜ご飯にはお友達が釣った魚もバーベキューして、食べて飲んで。私がワインを持ってくるのを忘れるという痛恨のミス。次こそは持って行こう。次回は11月に行く予定。

 

そして次の日には、前回見つけられなかったPetroglyphs にも行ってきた。何となくの予想場所付近で聞き込みをしていると、Herson family のメンバーの男性を呼んでくれた。このHerson family が土地の所有者。その男性がガイドしてくれることに。ちょっとした悪路を進んで道かなと思う道を登っていくと、大きな岩に到着。

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この岩に700くらいの象形絵がかかれてる。

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足とか剣とか亀とか。うすーーーーいから、雨の日とかは分かりにくそう。雨だと滑るし道中のぬかるみに嵌るから晴れた日に行くといいね。

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これは女の人の身体の一部らしい。似たようなものがバヌアツでも見つかったとか。神話的なやつかな。これらがいつ、どうやって、何のために出来たのかは全く分かっていなかった(住んでる人も)。後で観光局のHPを見てみると、2人の男がキチから毛布を盗んだ物が岩になったとか、2人の男が岩にある魔法の扉を使って遠いところへ行ったとか、物語があるみたい。

 

最初にポンペイに住んだ人達は、約2000年前に台湾を出た人々がパラオだとか色んな島に行ったことが元になってポンペイにも人類が入ってきた歴史があるらしい。島だしね、どこかから入らないと人なんていないよね。大昔の船の旅で、ここまで開拓できるなんて、人類すごすぎる。

なんだか自然や人類のすごさを感じた週末だった。